2019/04/09

2019年度 日本水産工学会春季シンポジウム「気候変動に対応できる水産工学イノベーションを探る」

 

 

 

 

 2019年日本水産工学会春季シンポジウムを下記要領で開催することになりましたので,ご参加下さいますようご案内申しあげます。

 

 

題 目:「気候変動に対応できる水産工学イノベーションを探る」

 

日 時:2019年5月20日(月)10:00~16:00

 

場 所:小浜市まちの駅・旭座 https://www.obama-machinoeki.net
     〒917-0069 小浜市白鬚111-1(JR小浜線「小浜駅」より徒歩で約10分)

 

参加費:無料

 

申込方法:
事前にお申し込みください。
 件名を「2019年度日本水産工学会春季シンポジウム申込」として,下記の「問い合わせ先」へ必要事項①~③をご記入の上,E-mailで送信ください。締切は5月7日とさせていただきます。
 必要事項:①氏名,②所属,②連絡先(住所,TEL,E-mail)

 

 

開催趣旨
 気候変動に伴う海水温の上昇は,魚介類の分布・回遊域や造成漁場の構成種に変化をもたらしている。南方系の藻食性生物による摂食行動の活発化は,藻場の衰退や磯根資源の減少に拍車をかけ,海面上昇による干潟の減少や海洋酸性化に伴うサンゴ礁の消滅などが懸念されている。養殖業では,高水温による成長の鈍化や斃死率の上昇,採苗時期の遅延など,水産業の基盤を根底から揺るがしかねない喫緊の課題となっている。
 我が国は,平成27年3月に中央環境審議会意見具申として取りまとめられた気候変動影響評価を踏まえて,各省庁が適応計画の策定に取り組み,水産庁は,「気候変動に対応した漁場整備方策に関するガイドライン」を公表している。2018年6月には気候変動適応法が成立し,国,地方公共団体,事業者,国民が連携・協力して適応策を推進するための枠組みが整備された。水産分野においては,調査船,人工衛星,沿岸観測情報の効率的な利用による海況,資源量,漁場予測の高精度化,水産生物の分布域の変化に対応した保育場や産卵場等の整備と順応的管理手法の導入,赤潮プランクトンや磯焼け原因生物,食害生物の影響予測と予防・対策技術の開発,漁港施設の嵩上げや粘り強い構造を持つ海岸保全施設の整備などを推進してゆくことが気候変動適応計画に示されている。 
 本シンポジウムは,水産業に差し迫る気候変動の実態と今後予想される影響に関わる基本的な情報を提供するとともに,社会経済と連動しながら不確実的に進行する気候変動に対応し,持続可能な水産業を推進するための水産工学の役割や技術革新の可能性を模索する。

 

 

プログラム

 

 10:00~10:05 開会挨拶

大竹 臣哉(日本水産工学会 会長)

 10:05~10:15 趣旨説明

瀬戸 雅文(福井県立大学)

 第1部 社会の動向と水産の未来

 10:15~10:50 気候変動を取り巻く環境史と世界の流れ

アン・マクドナルド(上智大学)

 10:50~11:25 日本沿岸の海洋生態系や社会に及ぼす影響

藤井 賢彦(北海道大学)

 11:25~12:00 日本海で進行する気候変動の影響

荒巻 能史(国立研究開発法人国立環境研究所)

 12:00~13:00 休憩

 第2部 持続可能な対応と技術

 13:00~13:35 気候変動による回遊性魚介類の変化と日本漁業の適応

木所 英昭(国立研究開発法人水産研究・教育機構 東北区水産研究所)

 13:35~14:10 塩分環境の変化は汽水湖生態系の魚種組成を劇的に変化させる応

富永 修(福井県立大学)

 14:10~14:45 ブルーカーボンを利用した気候変動の緩和適応策の実践

堀 正和(国立研究開発法人水産研究・教育機構 瀬戸内海区水産研究所)

 14:45~15:20 気候変動に対応する漁場整備

三浦 浩(一般財団法人漁港漁場漁村総合研究所)

 15:20~15:30 休憩

 15:30~15:55 総合討論

進行:瀬戸 雅文(福井県立大学)

 15:55~16:00 閉会挨拶

綿貫 啓(日本水産工学会 企画担当理事)

 

 

【問い合わせ先】

 春季シンポジウムに関する問合先は下記の通りです。

       〒917-0003 福井県小浜市学園町1-1
       福井県立大学 海洋生物資源学部
       瀬戸 雅文
       TEL:0770-52-6300 FAX:0770-52-6003
       E-mail: setom@fpu.ac.jp (※@を半角に修正して下さい)

 

 

 2019年度春季シンポジウム・チラシ(PDF方式)

 

 

カテゴリ:日本水産工学会の行事